ATH-M50Xを買った理由
最初に買ったヘッドホンは AKGの密閉型モニターヘッドホン(K553の旧モデル) でした。
初めて「2万円」という価格帯のヘッドホンを手に入れて、その音の綺麗さに本当に感動したのを覚えてます。特に高音の伸びが素晴らしくて、クリアで気持ちいい。ただ、低音を求める人にはちょっと物足りないかもしれません。
そのヘッドホンを5年ほど使い倒して壊れてしまい、次に選んだのが ゼンハイザーのHD599。これは開放型で、音自体はすごく綺麗だったんですが、やっぱり密閉型特有の「迫力ある音」に比べると物足りなさを感じました。
ただ、一度「2万円クラスの音」を体験するとランクを落としたくなくなる。
だから次に選ぶのも自然と 2〜3万円台のモデルを探すようになっていった。
ゲームで遊ぶなら“迫力”が欲しいからイヤホンは除外。もちろんイヤホンにもいいところはあるけど、やっぱり耳を包み込むような音圧感はヘッドホンにしか出せない。
ATH-M50Xは正直ガチなモニターヘッドホンで、FPSや音楽鑑賞にはめちゃくちゃ合う。
ただ、値段が2万円近いから「ちょっと高いな…」って思う人もいると思う。
そういう人には、最近話題になってる EarFun Air Pro 4 もおすすめ。
初回注文なら20%OFFクーポンが付いてて、1万円切りの価格帯。
普段使い・映画視聴なら十分すぎる性能で、コスパ重視ならこっちを選ぶのもアリだと思った。

実際に使ってみた感想
FPSでの足音の聞こえ方
FPSだと足音はすごく綺麗に聞こえる。イコライザで調整すればさらにわかりやすくなる。
でも逆に聞こえすぎて「え?今の足音どっちから?」ってなることが多かった。
足音そのものはしっかり拾えるんだけど、定位感が完璧ではないから、FPSガチ勢にはちょっと致命的かもしれない。
格ゲーの迫力
格ゲーはFPSみたいに音で勝敗が変わるわけじゃない。
でもヘッドホンでやると打撃音やBGMが厚くなって、テレビのスピーカーでやるより全然迫力がある。
「ストリートファイター6」とかやると、演出込みでテンション上がる。格ゲーに関しては普通にありだと思う。
映画や配信の没入感
映画や配信では音声がクリアで、セリフも聴きやすい。
特に映画は音の広がりをしっかり感じられて、没入感がすごい。「ヘッドホンで映画観るのもアリだな」って素直に思った。
良かった点
・高音がめちゃくちゃ綺麗。女性ボーカルの歌は特に気持ちよく聴ける
・音楽・映画・ゲームと幅広く使える
・長時間使ってもそこまで疲れにくい

低音は控えめで、中音はそこまで特徴を感じなかった。でも高音が圧倒的に気持ちよく、これがATH-M50Xの一番の強み。
気になった点
- 結構音漏れする。ただ外で使う予定はないから、家用なら問題なし
- 初期のイヤーパッドが硬すぎる。長時間つけると耳が痛い
これに関しては、即 社外品のパッドに交換するのをおすすめする。
俺も1000円くらいのパッドに変えただけで耳が痛くなくなった。快適さが段違いだから、買うならパッド交換もセットで考えたほうがいい。
まとめ
ATH-M50Xは、「高音の気持ちよさ」が抜群なヘッドホン。
FPSでの定位感は完璧じゃないけど、格ゲーや映画では迫力と没入感を楽しめる。
特に女性ボーカルや高音重視の人にはおすすめできる1本。
逆に「低音ゴリゴリが欲しい人」や「外でも使いたい人」には向かないかもしれない。
総合的に見れば、2〜3万円台で選ぶなら十分満足できるモデルだった。
「音楽・映画・ゲームを全部楽しみたい人」には間違いなくおすすめできる。
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