繁忙期の現実は想像以上に厳しい
私は小売業で働いていましたが、一番辛かったのは繁忙期でした。
12月31日は会社全体で一年で最も売上を立てる日とされ、仕込みや準備で早出は必須。
その前日の12月30日は朝4時出勤で退勤20時。
そして翌日31日は夜中0時出勤。
家に帰ってわずか4時間でまた出勤するという、今考えても異常なシフトでした
※後日、出勤時間の実績を写真で公開します
「繁忙期だけでしょ?」では済まない
「繁忙期さえ乗り切れば大丈夫」と思うかもしれません。
でも実際はそんなことはありません。
お店に人がいるかいないかで出勤時間は大きく変わります。
私が1年目に配属された店舗は比較的人員が多く、出勤は主に8時、たまに6時でした。
しかし2年目に配属された店舗は人手不足で、毎日6時出勤が当たり前。
繁忙期だけでなく、普段から生活リズムを壊されるのが小売業の現実です。
部門によって違うが、生鮮は特に早い
小売業の中でも、生鮮部門は基本的に出勤時間が早い。
定時で帰れることもあるけど、そう簡単にはいかない。
ただ、8年も続けてきたおかげで段取りが良くなり、最近は早めに帰れる日も増えてきた。
土日休みはほぼ取れない
小売業で働いていると、基本的に土日は出勤。
用事があれば休めることもあるが、基本的には難しい。
そのため、土日休みの友人とは予定が合わなくなる。
たまに土曜日に休みを取れても、次の日は出勤。
朝も早いので遊んでも体がしんどくなる。
プライベートとの両立はかなり厳しい。
お局様問題は避けられない
どの店舗にも必ずといっていいほど「お局様」がいる。
- パターン1:仕事ができない人に対して鬼の形相で詰め、泣かせてしまうタイプ。
実際に「もう無理です。今日でやめます」とバイトの子が帰ってしまったことがある。
40代・50代のパートの方ですら耐えられず逃げてしまうこともあるほど。 - パターン2:口も手も出さないタイプは意外と少ない。
むしろ仕事はできるし気も利く。だけど人の気持ちを考えられず、陰口や嫌味を平気で言う。
聞こえるように陰口を叩かれたりして、「なぜそんなことをするのか」と疑問に思ったことが何度もある。
どちらにしても、人間関係のストレスは避けられない。
客層のストレスも大きい
仕事内容や人間関係だけでなく、客層の問題もある。
特に高齢のお客さんが多く、理不尽なクレームをつけてくるケースは少なくない。
正直「頭おかしいんじゃないか」と思うこともある。
まとめ
繁忙期の異常なシフト、普段からの早朝勤務、土日休みのなさ、お局様との人間関係、そして客層のストレス。
これが小売業の現実だ。
もちろん会社や店舗によって違いはあるだろう。
だが、こうした職場環境が現実に存在する以上、誰にでもおすすめできる仕事ではない。
悪いことは言わない。
小売業はやめとけ。
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