社会人になって体内時計が壊れた
小売業に就職してからシフト制で働き始めた。
出勤時間はバラバラで、8時出勤の日もあれば6時出勤の日もある。
「こんなの体内時計ぶっ壊れるだろ」と思った。
だから崩さないようにと工夫して、毎朝5時に起きるように習慣を固定した。
1年目の12月の繁忙期まではこれがうまくいっていて、体調もすごく良かった。
朝もスッと起きられたし、日中眠くなることもなかった。
2年目の地獄、新店舗オープン
でも2年目で状況は一変する。
新しいお店のオープンに配属され、オープン月は毎日朝5時出勤。
退勤は20時〜21時が当たり前で、残業は100時間を超えた。
1か月だけで済んだけど「これが続いたら確実に死ぬ」と思った。
さらに2か月後、上司が寿退社。めでたいことではあるけど、代わりが来ない。
そのまま2年目の俺が責任者になって現場を回すことになった。
責任とプレッシャー
朝6時出勤、退勤は18〜19時。
残業は表向き60時間くらいに抑えていたが、実際は45時間を超えると怒られるので、サービス残業・サービス出勤で調整していた。
研修も「休日扱い」で出張。
休みなんて存在しなかった。
周りのパートはまだ入ったばかりで頼れる人はいない。
「自分がやらなきゃ現場は回らない」という責任感。
上司から「お前ならできる」と言われるのは嬉しかったけど、それが逆にプレッシャーになった。
睡眠障害の始まり
このころから「寝坊できない」という考えが頭から離れなくなった。
布団に入っても「明日も絶対起きなきゃ」と考えて緊張して眠れない。
ようやく寝ても、夜中に何度も目が覚める。
疲れすぎて、退勤後に1時間昼寝してからご飯と風呂を済ませて、また寝る。
そんな生活を繰り返すうちに、眠りはどんどん浅くなっていった。
これが、私の睡眠障害の始まりだったと思う。
まとめ
シフト制の生活リズム、新店オープンの激務、上司退社による責任の重圧。
それが全部積み重なって、私の睡眠は壊れた。
今思えば、このときから「眠れないのが当たり前」という感覚が染みついた。
そしてそれは、今も続いている。
追記
いまは病院通ってて、眠りの入りはよくはなった。けどまだ中途覚醒はまだ治らない。
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