新NISAを2年続けてみた俺のリアル
俺は新NISAを始めて2年、毎月4万円を積み立ててる。
手取りは20万円ちょっと。その中で支出をざっくり見積もるとこんな感じだ。
- 家賃+駐車場代:1万円(ほぼ会社持ち)
- 光熱費:1万円
- 奨学金:2万円
- 車のローン:25,000円
- 食費:4万円(ちょっと多めに見積もってる)
- 携帯代:1万円
- ガソリン代:1万円
- サブスク:3,000円
- 通信費:4,000円
合計でだいたい19万円近く。
正直、ちゃんと細かく計算したことはないけど、ざっくりでも生活ギリギリなのは分かる。
しかもここにNISAの積立で毎月4万円引かれる。
税金も給料の3割近くを持っていかれてるわけだ。やばい。
しかもその大半は自分のためじゃなく、税金で老人に消えてると思うとやってらんない。
それでも私は「未来の自分に仕送りしてる」って気持ちで積み立てを続けてる。
老後資金2000万円問題があるとか、将来結婚するかもしれないとか、子どもにお金がかかるとか──考えたら今のうちに積み立てるしかないんだ。
正直、いまは何も持ってないからこそ、せめてお金だけでも残したい。
そのために俺は、新NISAを使って毎月4万を未来に送金してるようなもんだ。
生活の変化
新NISAを始めてから、一番変わったのは生活スタイルだ。
積立で毎月4万円が消えるから、自然と節約を意識するようになった。
まず食生活。
米も値上がりしてるし、肉は牛や豚じゃなくて鶏肉を選ぶようになった。
炒め物ももやし中心でボリュームを出すようになったし、以前は週1で行ってた「ご褒美ラーメン」も、いまは月1〜2回に減った。
ゲームの買い方も変わった。
昔は「やりたい!」と思ったソフトは迷わず新品で買ってたけど、今はセール待ちが当たり前になった。
結果的に積みゲーは減ったけど、正直ちょっと寂しい気持ちもある。
こうしてみると、NISAを続けるってことは投資そのものよりも「日常生活をどうコントロールするか」が大きいんだと実感してる。
やってみて後悔したこと
正直に言えば、一番強く思うのは「もっと早く始めておけばよかった」ということです。
私が新NISAを始めたのは社会人6年目からでした。
でも振り返ってみると、1年目から生活にはある程度の余裕がありました。
その頃は深く考えず、欲しいものを買ったり遊びに使ったりしてしまっていたのです。
実際、この2年間で積み立てた資産は190万円を超えました。
評価益だけでも40万円以上ついていて、数字で見ると「こんなに増えるのか」と驚きました。

もし社会人1年目から、たとえ毎月1〜2万円でも積み立てていたら──
今頃は倍以上の資産になっていたはずです。
「投資は早く始めるほど有利」
この言葉を実体験として痛感しました。
7年前の自分に「今すぐ始めろ」と伝えたいくらいです
れでも続ける理由
ここまで書いたように、新NISAを続けるのは正直大変です。
毎月4万円が消えていくのは、手取りが少ない中ではかなりの負担になります。
それでも私が積み立てをやめないのは「未来の安心感」を少しでも確保したいからです。
今後の将来がどうなるかなんて、誰にも分かりません。
年金がどこまで期待できるのか、仕事が安定して続けられるのか、結婚や子育てにいくら必要になるのか。
先が見えないからこそ、せめて「お金」という形で安心を用意しておきたい。
老後資金2000万円問題とよく言われますが、あれは一部の人だけの話ではなく、私自身にも確実に関わってくる現実だと思っています。
だからこそ今のうちにできることをやって、未来の自分に仕送りを続けている感覚で積み立てを続けています。
正直に言えば、毎月の自由なお金は減りました。
でも「未来の自分が少しでも楽になる」と思えば、今の我慢も前向きに受け止められるようになりました。
まとめ
- 新NISAを2年続けて、生活は確実に変わった
- 節約の意識が身についたし、「もっと早く始めておけばよかった」という後悔もある
- それでも「未来の安心感」のために積み立ては続けていく
新NISAは制度としてのメリットも大きいですが、実際にやってみると「生活と気持ち」に大きく影響します。
私にとってはただの投資ではなく、「未来の自分に仕送りする習慣」になりました。
……そして、新NISAを続けることで「未来の安心感」は得られました。
ただ同時に、毎月4万円の積み立ては生活を大きく圧迫しています。
そこで私が考えたのが「副業で収入を増やして、その分をNISAに回す」という方法です。
このあたりの話は、次回の記事で詳しく書いていこうと思います。
コメント